蛹から成虫へ
見た事もある風景を写真に収めて見ました。
中々貴重?な場面と思います。是非!ご覧頂き羽化の状況を見てみて下さい。
2016.2.21に撮影したタウルス♂、蛹になっていた。
2016.3.4に撮影、目と足の先が黒ずんできた。
羽化はもう少し時間が掛かる。
2016.3.7撮影、頭、胸、足先に色が付いた。
羽化はもうじき始まりそうだ。
2016.3.10撮影、無事羽化した
タウルス♂、まだ、体は柔らかく上肢は茶色をしている。
乾燥(硬くなる)と黒い色になる。安定するのに約3〜4週間程
この間はじっと我慢をして安定するのを待とう。
上記タウスルヒラタの紹介
大きさは中型の部類にはいると思われる。
アルキデスの親戚と言うべきか?
大あごの形状にアルキデスと同じ特性がる。
長歯〜短歯までとバリエーションは豊富
体の太さ(大きさ)も同様の特徴がある。
短歯の個体は内歯が全く無くちょっと殺風景?
しかし♀殺しに対しては短歯であれば問題無し?!か?
長歯になると内歯が写真のように出てくる。
最大の特徴は長歯、短歯伴に大あごの下(裏)に茶色い微毛が生えている事。
この微毛が渋いイメージをかもし出す、ミヤマの微毛と同じ?か
産卵セット方法
産卵形態は一般のノコギリ、ヒラタセット(ミヤマも可)
セット方法ヒラタ→reichei-breedset.html
セット方法ミヤマ→Luca-breedset.html
爆産には注意です。
幼虫飼育について
菌糸瓶飼育が一番てっとり早く楽です。
投入後1年以内で♂♀羽化を期待出来ます(冬場、温室内で温度管理有)
温度管理無しでも1年前後に羽化を期待できますが
菌糸瓶飼育の方がマット飼育に比べ蛹〜羽化が早いです。
マット飼育でゆっくり育てるのも良いと思います。
*ヒラタ系は発酵マット飼育で温度を低で管理し育てると
大型になると言われています。
管理温度
夏場で33℃前後(極力高温は避けた方が良い)
冬場は室温管理で大丈夫です。
*冬場の気温は当方調べで12℃前後までで上記期間内で羽化に期待。
*上記羽化までの日数は管理温度、飼育環境にて変化します参考程度に。
是非!中型の部類に入りますがタウルスヒラタの飼育にチャレンジしてみては
どうでしょうか?コクワに似るなごみ系のクワかも知れません。
2016.8.20 蛹から成虫へ UP
もどる