ヒラタクワガタセット方法(アンタエウスオオクワガタ含む)
ここでは、ヒラタクワガタのセット方法を紹介したいと思います。
表題にもあるようにアンタエウスオオクワガタについてもセット可となっています
基本はノコギリ、ミヤマクワガタと変わりはありませんので
当方ミヤマセットを見て頂いても大丈夫と思います。
用意する物は、プラケース、幼虫の餌となるマット、産卵木、
昆虫ゼリー、親虫、転倒防止用材、樹皮など。
ケースより説明致します。
ケースは種により大きさを変える事。
高さ、約26.5cm
横、約26cm
幅、約17.5cm
このケースは「中」と言われるサイズです。
アンタエウスなどの場合は大、若しくは特大ケースを用意して下さい。
セットする親虫の大きさにてケースの大きさを変える事。
予めマットを加水した物を用意する。
*軽く握りマットを手のひらで転がしても崩れない程度の水分量でOK
マットをケース底部より5cm程固く詰める。
手で十分固く敷き詰められるので道具等は不要。
道具など必要な場合は代用出来るもを使い詰める(産卵木の切断面など有効)
詰める際の注意はケースを壊す事の無い程度の力で詰める事。
予め加水しておいた産卵木の樹皮を産卵木の外周の2/3(さんぶんのに)程剥き
先ほど固く詰めたマットに樹皮を剥いた側を下にして置く
この時若干産卵木をマットに押し付ける感じで入れる。
更にマットを産卵木の周りに敷き詰める。
産卵木の周りに敷き詰めるマットに於いては固く詰める必要はありません。
マットを敷く量ですが産卵木の表面が若干見える程度敷き詰めればOKです。
補足ですが、マットは隙間無く敷き詰め、時間が経ってから
マットが沈んで(下がった場合)しまった場合は後から足しても大丈夫です。
最後に転倒防止用材(樹皮、材の破片等)を入れ
親虫とゼリーを入れて完了です。
上記はライヒヒラタセットの様子ですが
セット後2ヶ月ぐらいを目処に新たに上記内容の産卵床を作り親虫を入れ替え
取り出したケースは約1ヶ月保管後(それ以上も可)ひっくり返し幼虫を取り出す。
セット後♂は♀が潜り始め餌を食べにきなくなったら取り出し保管し
再度♀が餌を食べに来ていたら♂を3〜7日ぐらい一緒にして交尾を促します。
サイクル的には3〜7日ほど一緒にしてその後♂を取り出し保管し
再度♀が餌を食べに来ているようであれば
♂を3〜7日ほど入れ取り出すと言ったやり方を行ないます。
当方では面倒なので♂♀入れっぱなしで2ヶ月を目処に産卵床の交換を行います。
♂の♀殺しにも特に注意が必要です。
海外のヒラタクワガタ全般、ノコギリクワガタの一部に多いです。
♂が♀に対し攻撃的な場合は一度♂を取り除き何日か経ってから
再度♂を入れて様子を見るようにして下さい。
2015.9.8 UP
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