幼虫の取り出し(割り出し)方法
*産卵木バージョン

飼育を行い約1ヶ月〜2ヶ月ぐらい経った後に産卵木をケースより取り出します。

取り出した産卵木はコンテナケース等を用いて保管をします。

*保管期間は約1ヶ月間です。

何故?1ヶ月保管をするか?それは最後に卵を産み付けられた時が取り出し時と過程し、

卵が孵化するのに必要な時間は3週間前後必要です。

*保管状態、その他の条件にて若干の前後有

上記の様にケースにて約1ヶ月程保管します。

保管期間を過ぎたら(1ヶ月ぐらい経ったら)マイナスドライバーなどで産卵木を少しづつ砕いて行きます。

*マイナスドライバーを使う際に怪我には注意して下さい。また、ドライバーを産卵木に刺した際に幼虫を

傷つける事も考えられますので慎重に、怪我の無いように行って下さい。

上記のように丁寧に産卵木を割っていく(壊していく)と卵もたまに出てきます。

卵が出てきた時には、幼虫の餌となるマットをプリンカップ等に入れお箸などのある程度先が太めなもので

マットに卵がが入る穴を2mmほどの深さで開け、その中に卵を保管します。

移し変える際に卵にストレスを与えないようにして下さい。ストレスは☆に繋がります。

*ストレスとは、卵をころころ転がす、卵を落とすなどの事を言います。

また、素手で触ることもしない方が良いと考えます。(スプーンなどを用いて卵を移動させる)

産卵木を丁寧に壊す(割っていく)と幼虫が出てきます。

幼虫は出てきた場合は、幼虫飼育へ移します。その場合、菌糸瓶、若しくは発酵マットへ入れ

蓋に幼虫を入れた日にちを記入し保管します。

概ね、菌糸瓶にて瓶の周りの白い部分が残り3割ほど(最低約3ヶ月で交換)になった時が交換の目安です。

発酵マットにてこちらも菌糸瓶同様に約3ヶ月にて交換が必要です。



上記が産卵木の幼虫の取り出し(割り出し)となります。

保管温度等により羽化に掛かる時間はまちまちです。

国産オオクワガタで菌糸瓶投入後(冬場の温度約23℃にて)

♂で10ヶ月前後

♀で8ヶ月前後にて羽化が期待出来ます。

自分に合った幼虫飼育を行ってみてはどうでしょうか?

*幼虫飼育種類については「こちら」を確認して下さい。



上記は当方にて経験を元に記載を行ったものです。

専門的に間違っている部分もあるかも知れませんがご了承下さい。



もどる