幼虫飼育には3種類あり
幼虫飼育を行うにあたり知って起きたたい飼育方法は3種類存在します。
1)菌糸瓶飼育
2)マット飼育
3)材飼育
上記のように種類があります。
1)、2)については皆さんご存知と思いますが、3)の材飼育についてはご存知でしたでしょうか?
菌糸瓶飼育については皆さんご存知の通りです。別名バイオ飼育とも言うとか?言わないとか?
オガ屑にキノコ菌を繁殖させたものが菌糸瓶と言われるものです。
この菌糸瓶飼育の進化でクワガタ飼育は凄い勢いで進んだとも言えます。
特に菌糸瓶飼育は初心者〜 ベテランまで幅広く対応し、菌糸瓶の交換時期など非常に分り易くなってます。
主に菌糸瓶の交換時期は3ヶ月を目処に交換が必要です。
*幼虫の育ち具合、保管温度で若干、交換時期の前後はあり、瓶の白い部分が全体の3割程度に
なった時に交換です。
マット飼育ですが、これも皆さんご存知と思います。
菌糸瓶を用いて飼育するよりもこちらのマット飼育(発酵マット)を使い飼育した方が大きくなる種も存在します
マットとは、こちらもクヌギ、ナラなどのオガ屑に添加剤と言うものを入れ、温度を掛けて発酵させ
オガ屑を幼虫が食したときに消化が良い状態に仕上げた物の事を言います。
以前はこの添加剤を入れ、温度を掛け発酵させて完成させる所まで自分で行う事が支流でした。
しかし今では発酵が終わって入るのもを販売していますのでかなり使いやすくなりました。
但し、菌糸瓶は幼虫を瓶に入れるたけで完了でしたが、このマット飼育は瓶詰めを行った後に
幼虫を入れるため瓶詰め作業は必要になります。
こちらもマット飼育についても交換時期は3ヶ月が目安になります。
*菌糸瓶と違い外見で判断が付きにくく、経験が若干必要にな
こちらも菌糸瓶同様に幼虫の育ち具合、保管温度で若干、交換時期の前後はあります。
材飼育とはその名の通り材を用いた飼育方法です。
てっとり早いのは産卵木に幼虫が入る大きさの穴を開け、幼虫を入れ、蓋をして飼育を行う事です。
この方法が一番自然界での育ち方に近いとも言えます。
この材飼育の一番の楽しみは成虫の割り出し時と言えます。
何が出るのかは?お楽しみといったところです。
但し、幾つかの問題もあります。
より自然に近い状態での飼育になる為、幼虫飼育期間が長くなり
その間、材を交換しなくてはなりませんので、交換のタイミングなどはかなり経験を必要とする事があります。
交換のタイミングも♂♀で前後はあり、ここで!とは中々言えない事が多いのですが
半年前後で交換を行った方が良いと思います。
材飼育について外見は地味ですが行うと結構面白いです。
上記が大まかに記載致しましたが幼虫飼育方法になります。
自分自身にあった、また、行ってみたい飼育を選んでみてはどうでしょうか?
上記内容は私個人の経験にての記載になります。
専門的に違っている部分もあると思いますがご了承下さい。
トップへ